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岩見沢市長の渡辺孝一です。
私は、先の市長選挙におきまして、市民の皆様のご信任をいただき、引き続き市政を担当させていただくこととなりました。
今、改めてその責務の重大さを痛感しているところです。
私は、3期目の市政運営に当たり、引き続き「市民が主役の行政」を基本理念として、自分たちのまちは自分たちでつくるという考え方のもと、市民の皆様一人ひとりが自分たちも責任と自覚を持って、まちづくりを進める市民参画型の市政、市民と行政が共通の認識を持って進める、協働のまちづくりを大きく展開すると共に、将来を見据えた行財政基盤の確立を図り、岩見沢市の自立と活性化を目指して行かなければならないと考えています。
長期的な重点課題である「福祉・医療・教育」の充実に取り組むと共に、市民や企業、行政が責任を分担し、協働してまちづくりを進めることができるよう、条例化を念頭に住民自治を推進して行きます。
また、地域産業・経済の振興、中心市街地の活性化、徹底した行財政改革の推進を重点的に進めて行きたいと考えています。
これらの重点項目を含め、市政運営に当たっての基本方向について、公約の柱として掲げた「安心」「信頼」「活力」、そして「希望」、このキーワードに沿って、お話をしたいと思います。
最初に、「安心」についてです。
市民生活の安全と安心を守ることは、行政としての最も基本的な責務ですが、少子高齢社会においては、地域が共に支え合うことが必要であり、市民自らの自主的な活動を支援することを基調として取り組んで行きます。
「自助、共助、公助」の考え方のもと、災害に強いまちづくりを推進すると共に、自主排雪事業の利用拡大など、除排雪対策の更なる充実を図って行きます。
ごみ処理については、井戸端会議における市民意見や「きれいなまちづくり検討会議」の結果などを踏まえ、岩見沢市にふさわしい処理方法を決定します。
道路や上下水道施設などの生活基盤については、市民生活に直結することから、引き続き計画的な整備と維持管理の充実を図るとともに、市営住宅の建設や公園、緑地の整備など、安全で快適な生活環境づくりを進めて行きます。
子育て支援として、子供を健やかに安心して生み育てることのできるような環境の整備と、支援対策に引き続き取り組むほか、全ての市民が生き生きと健康で暮らせるよう、市民が自ら取り組む健康づくりを促進すると共に、介護予防や介護支援を受けられる体制の整備に努めます。
また、身体に障がいを持つ方々の自立を支援し、社会参画を推進するための環境整備を進めて行きます。
市立総合病院を核とした病診連携を強化し、南空知の中核としての地域医療体制の確保や、高度医療基盤の拡充・整備を進めて行きます。
次に、「信頼」についてです。
これまでのように、行政が全ての分野にわたってサービスを提供することが困難な時代になっており、行政サービスのあり方についての基本的な議論を深め、市民と行政との適切な役割分担を構築して行く必要があります。
市民と行政との協働により、真に豊かな岩見沢を創造していくため、市民の皆様と市職員が共通の理解と認識を深めながら、住民自治モデル地区などの地域づくり活動や、防災対策、除排雪、環境美化など、これまで進めてきた様々な分野の取り組みをベースとして、岩見沢市にふさわしい住民自治の確立に取り組んで行きます。
厳しい自治体運営という現実に対応するため、行政の持つ人的・物的資源や限られた財源を効率よく投下する「選択と集中」の視点に立って、引き続き、簡素で効率的な行政運営や、職員の人事管理・人材育成を進めるとともに、長期的な展望を持って持続可能な安定した財政基盤を確立すべく、徹底した行財政改革を推進して行きます。
次に、「活力」についてです。
岩見沢市を活気に満ち、元気あふれるまちにするため、基幹産業である農業の振興と中心市街地の活性化を進めると共に、活発な企業活動や自主的な市民活動を促進して行きます。
農業をもっと魅力あるものにするため、地場農産品の消費拡大や付加価値向上対策など、農業所得の向上に重点を置くと共に、農業生産基盤の整備による競争力の強化、後継者対策など、担い手の育成確保に取り組んで行きます。
中心市街地のにぎわいを創出するため、生涯学習センターの整備など、中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた事業を官民一体となって実施すると共に、中心市街地商業業務集積地区活性化ビジョンの策定とあわせ、ポルタビルについて、中心市街地の活性化を図る観点から、検討を進めて行きます。
他の自治体に先駆けて整備したIT基盤を活用し、情報産業を初めとする産業集積の促進や、新規起業者の育成を進めて行きます。
また、土木・建設事業費等の確保に努めるなど、地域産業の下支えや雇用の確保を図るための取り組みを進めて行きます。 高齢者が、自らの優れた知識と経験を生かし、活躍できる環境を整備すると共に、市民参画による「みんなでつくるみんなのまちを推進する」との考えのもと、市民自らが行う自主活動に対する支援を進め、市民活動の活性化に努めます。
次に、「希望」についてです。
市の将来を担う子供たちは宝であり、次代を担う子供たちが、健やかに明るく元気に伸び伸びと育つことを願い、「学びの場」である小中学校の施設・設備の計画的整備を進めると共に、礼節を重んじる態度や豊かな人間性を育むことのできる環境の整備に努めます。
北海道教育大学岩見沢校の持つ豊富な知識やノウハウ、人材などを活用し、地域と連携したまちづくりを通して、芸術・文化、スポーツの振興を図って行きます。
まちの顔をつくり、にぎわいや活気を取り戻すため、駅周辺・駅北地区や駅前通りの整備を促進すると共に、まちなか居住に寄与する民間事業者の取り組みを支援するなど、歩いて暮らすことのできるコンパクトなまちづくりを目指す取り組みを進めて行きます。
新岩見沢市総合計画のもと、市民と行政が将来ビジョンを共有し、地域の特性を生かした均衡ある発展と、更なる飛躍を目指すまちづくりを推進すると共に、他の自治体との広域連携の強化や新たな展開をリードするなど、空知の中心都市としての地位の確立に努めます。
今後の市政を担当するに当たっての基本方向についてお話しましたが、当面する課題については、速やかに、また、実態に即した現実的に対応すると共に、中長期的な視点に立った市政を運営し、市民生活の質的向上と地域振興を図るための努力を重ねて行きたいと考えています。
また、私たちのまち岩見沢が、住みやすいまちと言われ、市民の皆様が地域において、安心して暮らすことのできるよう、「人にやさしい温かい街づくり」の更なる推進を図って行きたいと考えているところです。
皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願いいたします。
岩見沢市長 渡 辺 孝 一